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外壁塗装について

塗料について

About exterior wall painting

外壁の塗料について

外壁塗装の塗料には、アクリル塗料、ウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素塗料、ラジカル塗料、セラミック塗料、光触媒塗料、無機塗料などがあり、
それぞれ特徴や価格が異なるため、外壁に使われている素材に合った塗料を選択する必要があります。
また、下塗り材や補修を兼ねた塗料なども多数あり、ここでは外壁塗料について詳しくご説明していきます。

外壁の塗料について

外壁の下塗り材シーラー・フィーラーとは

下塗りをする目的は下地である外壁の状態を整え、上塗りの吸い込みを防止して密着をよくすることにあります。
例えるなら、お肌の荒れ具体によって化粧下地を変えるというのによく似ています。ノーマルなお肌に使用する化粧下地が、外壁の下塗り材のシーラーにあたります。
一方、乾燥やトラブルをかかえている場合に使う化粧下地が、外壁の下塗り材でいうところのフィラーにあたります。フィラーは外壁の細かいヒビやごく小さな欠けであれば、塗るだけで改修してくれる作用があります。
外壁の下塗りに何を選択しているかで、その業者の見識がある程度わかるとも言えますので、見積書を比較するときはここに注目するのもポイントになります。

ただ、誤解してはいけないのは、どんな状態であってもフィーラーを使いたがる業者もいますので、下塗りに「フィラー」と記載されている場合はその理由についても質問してみた方がいいですね。
私は下塗りには「シーラー」を使うケースが多いのですが、場合によってはカチオンフィラーを塗って、その上にシーラーを使用するという「下塗り2回塗り」や、同じ「下塗り2回塗り」でも先にシーラーを塗って、その上に微弾性フィーラーを塗るなど様々な選択肢から最適な方法を提案しています。
カチオンフィラーや微弾性フィラー、水性カチオンシーラー、エポキシシーラー、ニ液形シーラー、etc…。下塗り材だけでもたくさんの種類、たくさんの使用方法があるのです。

シリコン止めについて

外壁塗装の見積書には、実際に行う作業でも記載されない場合が多くあります。
そのひとつに、「シリコン止め」という作業があります。
この「シリコン止め」という作業は足場がかかって工事が始まらないと、どの程度の作業になるのかわからないため、見積書には通常記載しない項目です。
作業そのものは施主様に代金をいただいて行うほどのものではありませんが、するかしないかでは2~3年で大違いになります。
また、どんな塗料を使って「シリコン止め」を行うかによっても違いが出てきます。

では、「シリコン止め」とはどのようなものなのか。
建物によって違いがありますが、シリコン止めをしなければならない箇所の代表として屋外コンセントの周囲、電気の計量メーターの周囲、FF排気筒の周囲、テレビアンテナの釘頭、などの箇所に無色透明のコーキングが施工されています。このコーキングがクセ者で、塗料を寄せ付けずはじいてしまいます。はじいても負けずに何度か塗り重ねると偶然にも一旦塗膜が載りますが、1年程度で塗膜が反りかえるように剥がれてきます。それを避けるために、その問題のコーキングが施工されている部分に「シリコン止め」の塗料を事前に塗って次の作業へと移っていきます。

そもそもなぜそんな厄介なコーキング使っているのか?それには訳があります。
新築の建物は塗装された完成品のサイディングを外壁に施工します。そして、外装工事が終わったあとに、電気工事業者が屋外コンセントや電気の計量メーターを、設備業者が排気筒を、といった具合にそれぞれの箇所にそれぞれの専門業者が取付工事をおこないます。それらの専門業者はたくさんの現場を他にもかかえながら、同じような工事をおこないますが、外壁の色やデザインはまちまちです。その建物の外壁に合わせてたくさんの色のコーキングを持ち歩くのは困難であるし、ロスも多くて大変です。
そこで、どんな外壁の色にも対応できる無色透明のコーキングを持ち歩き、使用しているのです。
そして、一般的なコーキングは乾燥硬化した後に塗料を塗って保護しないと劣化が早いのです。そこで先程の無色透明のコーキング、その中でも塗料で保護する必要がない「シリコンコーキング」を使えば乾燥硬化する数日後に保護の塗装をしに再度現場に来る必要がありません。第一、塗装工事の専門業者でなければ、外壁の色に合わせて塗装することそのものが困難です。我々塗装業者もシリコンコーキンググを使うケースがほとんどですが、塗料が載る「変成シリコンコーキング」を使います。
塗料をはじいてしまうシリコンコーキングには無色透明な物ばかりでなく、玄関風除室のサッシと外壁の取り合いに使われている色付のシリコンコーキングもありますので、よく見極めて適切な処置をしなければなりません。

「シリコン止め」をするための材料は数社のメーカーから発売されていますが、私はある1社の物だけを信頼しています。他のメーカーの物と比べると価格は格段に高いですが、1軒の現場で大量に使う物ではないので、信頼のできる物を使っています。
見積書に表れないものは「シリコン止め」だけではありません。例えば鉄部の塗装で使用する錆止め塗料なども、通常の錆びに使うものもあれば、錆びが奥深くまで浸食している部分にポイント的に使用するのが望ましい錆び止め塗料などがあります。様々な状態を想定してあらかじめ見積書に記載することはできないばかりか、様々な状態に細かく対応しよういう考えが最初からない業者もいます。そこは業者の良心にまかせるのか、施主様が勉強して具体的に業者にオーダーするしかないですが、できれば良心的な業者に施工してもらって、施主様に頼まれなくても、良心的に適切な判断のうえで作業してくれるのが一番であると思います。

外壁の仕上げ塗料ウレタン・シリコンとは

外壁の仕上げに使う塗料にはウレタン・シリコンがありますが、この違いを明確に答えられる業者は少なく、仕上がりについてもどう違うのかわからない業者が多いと思いま す。専門家に聞いても明確な回答は得られませんでした。
結論ではないですが、私の実感として「〇〇シリコン樹脂塗料」や「××ウレタン樹脂塗料」という商品名の塗料があったとすると、商品名に付いている「シリコン」とか「ウレタン」という言葉の固定概念にとらわれず、あくまで商品名としてその商品の特性を覚えるようにしています。
塗料メーカーのエスケー化研に「クリーンマイルドウレタン」と「クリーンマイルドシリコン」という一般によく使われる塗料があります。この2種類の塗料を使って施工して、3年以上経過したそれぞれの外壁を見比べると、わずかに「シリコン」のほうが汚れが少なく綺麗に外観が保たれています。
このことから、ウレタンよりシリコンの方が汚れが付着しづらいということになります。
耐久性については、シリコンだからウレタンより長持ちするということはありませんでした。例えば、某メーカーの水性シリコン樹脂より、別のメーカーの弱溶剤ウレタン樹脂の方がツヤが持続しますし、劣化の進行が遅いと実感しています。
下地の外壁が通常より劣化している場合、水性シリコンではなく、弱溶剤ウレタンをおすすめしたり、金属系のサイディングには塗膜が固い弱溶剤のシリコンではなく、塗膜に弾力のある弱溶剤ウレタンをおすすめすることがあります。

見積書に「シリコン」と記載されているから安心だと思い込まないでください。シリコンといっても油性もあれば水性もありますし、ニ液形や一液形といった違いがありますので、業者がその塗料を選択推奨している理由を説明してもらうことも大切です。見積書に記載された塗料の選択理由を訊いたとき「ウチはどこのお宅にもこの塗料をおすすめしていますよ。」などと、塗料の選択をあれこれ考えるのを面倒くさがる業者には注意が必要です。

フッ素塗料について

現在建築塗装に使用されている塗料の中で、市販されている塗料として最高級塗料がフッ素塗料です。
フッ素塗料の優れている点として、非粘着性(汚れづらい)・耐薬品性(酸性雨に強い)・低摩耗性(屋根の雪が落ちやすい)・耐候性(紫外線に侵されにくい)などがあります。
しかし、一般に普及していくにはさらなる価格の低下が必要ではないかと思います。当店でもこのフッ素塗料を使用した施工例はまだ少ないですが、当社の数少ないフッ素塗料による施工例のその後の経過を見ると、確かに汚れや劣化が少ないことが確認できます。
今後さらに経過を観察することにより、もっと様々なフッ素塗料の長所をお伝えしていけると思います。
フッ素塗料の耐久年数はメーカーのカタログに15年から20年と記載されています。
是非、施工後20年を経過した状態を当サイトでご紹介していきたいと思います。

多機能性クリヤー塗料について

サイディングボードの多彩な色使いや風合いは昔の物とは比べ物になりません。
タイル調、自然模様、塗り壁調などその意匠性には脱帽です。そのような外壁も経年による劣化は避けられませんので、劣化をカバーするために塗装が必要になる時期が来ます。
意匠性の高い外壁は塗装することによってその多彩な色使いや風合いが失われてしまいます。
塗装方法に2色塗装という方法があります。

表記の画像はレンガ調サイディングを2色塗装で施工した時のものです。外壁の色使いが目地(凹部)と模様面(凸部)の2色だけでデザインされている外壁を塗りました。
このような風合いであれば刷毛とローラーで塗装することは可能です。
しかし、もっと色使いの多い複雑な風合いの外壁の場合は刷毛とローラーによる塗装では復元できません。
そこで塗料メーカー各社が技術を競い合って開発しているのが多機能性クリヤー塗料です。ほとんどの塗料メーカーで多機能性クリヤー塗料は開発されていますが、長所・短所がありますので、外壁の素材や状態に合わせてどのメーカーの製品を使うのか塗装業者からアドバイスを受けることをおすすめします。

クリヤー塗装は建築後5年以内に行うのが理想とされています。なぜなら、外壁があまりに傷んでからの施工になると、その傷みをカバーできないからです。
クリヤー塗装は無色透明なので、外壁の傷みがそのまま透けて見えることになります。そうは言っても実際にご相談をいただくお客様のほとんどは10年程度を経過し、それなりの傷みが発生してからです。ですので、クリヤー塗装を行う前に、下地調整で損傷部をタッチアップ的に補修します。
外壁が欠けている場所はパテなどの補修材を使って形状を復元し、周囲の色にあわせた色の復元もおこないます。

私は職業柄どうしても目についてしまうのですが、外壁の傷みを復元しないままクリヤー塗装している住宅を見つけることがあります。
クリヤー塗装を採用する場合は損傷部の復元についても業者に確認してください。
クリヤー塗装をすると、外壁面のツヤが出ます。
ギラギラとしたツヤ感が好みではない方は表記の画像のような3分ツヤで仕上げてもらう良いでしょう。

屋根の塗料について

屋根の塗装にはできるだけ塗膜の硬い材料が良いとされています。
塗膜の硬さでは、「ウレタン < シリコン < フッ素」の順になります。
そして一液よりニ液。その違いをご説明いたします。
一液塗料とは、塗料を原液のまま使用できるものです。原液で塗ることができるといっても実際には、一液水性塗料であれば水で希釈します。一液溶剤塗料はシンナーで希釈します。
一方、ニ液塗料とは、主剤と専用硬化剤を混合して使用するもので、一液塗料より硬い塗膜が形成されます。
屋根素材は北海道の場合、トタン(金属)が主流なので、塗料は溶剤系を使用しますが、本州の屋根に多い瓦屋根やコロニアル(スレート屋根)の塗り替えには水性塗料を使用することがあります。
屋根の塗装にはできるだけ塗膜の硬い材料が良いという理由は、硬い塗膜ほど耐摩耗性に優れ、雪の滑りが良いからです。雪を滑り落とさない無落雪屋根であっても、雪の積載ストレスから屋根を保護する観点から硬い塗膜の材料が理想と言えます。
北海道の住宅の屋根塗装には、その特性や価格面から二液形弱溶剤シリコン塗料がおすすめです。
外壁も屋根も、仕上げの塗料に何を選択するかも大切ですが、下地調整や下塗りも大切な工程です。特に屋根はしっかりケレン(硬いクロスで屋根を砥ぐ作業)を行うことと、錆び止めなどの下塗りをしっかり行うことが重要です。ケレンも下塗りもしないでいきなり屋根の上塗り塗料を塗ってしまう業者もいるので注意が必要です。