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外壁塗装職人が施工するトイレリフォームとシマエナガについて

こんにちは、宮本です。

ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

シマエナガがとても可愛いなと思いまして調べてみると、北海道にのみ生息する鳥だと知りました。エナガという鳥は日本に広く生息するのだそうですが、シマエナガはその亜種だとのことでますます可愛く感じました。

 

さて、数年前に外壁塗装をご用命いただいたお客様のお宅にお伺いする機会があり、その時にトイレを少しだけリフォームしたいとのご要望をいただきました。

 

お客様曰く、この殺風景なトイレをなんとかしたいと・・・。

私が思うにはトイレとはこういうものではないかと思うのですがね。

「宮本さんのセンスでなんとかできませんか?」

しかし、私は塗装職人なので殺風景なトイレをなんとかするセンスは持っていません。

しかも今回は別のご要件でご訪問しましたし、お客様もこのトイレを具体的にどのようにしたいのかというご要望もお持ちではなく、どうしたものかと。

「とにかく絶対に文句は言わないので、すべて宮本さんにお任せします」とのことなのでお請けしました。

 

トイレに入った瞬間に感じる温度感を少し上げて、この棚の雰囲気を変えればいいかなと漠然としたイメージを作って始めました。

 

まず、トイレットペーパーホルダーを交換します。古いホルダーを外しました。

壁は耐火ボードなので強度があまりありません。ホルダーを外した穴もなんとかしたいです。

 

新しく取り付けるトイレットペーパーホルダーの補強と穴隠しを兼ねてこのような板を貼り付けました。

 

ご覧のように新しいトイレットペーパーホルダーに集成材を加工したアクセントを組み合わせて雰囲気を出してみました。集成材は図面を書いてホームセンターで加工してもらいました。

表面はツヤを抑えたクリアー塗装で処理しています。

 

次はこのタオル掛け。ここもトイレットペーパーホルダーの雰囲気に合わせるような変更をします。このタオル掛けも外すと壁に穴が開いていると思うので同じように補強を兼ねた穴隠しの板を貼ります。

 

市販のタオル掛けにピッタリサイズの物がなかったので短くカットして加工しました。

あえて右側にスペースを空けたのはタオルを掛けた時にトイレットペーパーホルダーに被ってしまうためです。この空いたスペースには珪藻土タイルを貼ることにしましたが、ほかに良い素材の物がないか検討中です。

 

次にこの棚を変えます。トイレなのでこれでも全然問題ないと思うのですが、変えるとしたら隠れる収納棚に変えて生活感を出さないようにすることかなぁ・・・と。

 

突っ張り式の棚を取り外し、もともとの造り付けの棚の下にもう一段棚を増設しました。

塗装&コーキングで整えて・・・

 

アルミ製の引き戸レールを棚の上下に2段分取り付けてアルミ複合版で引き戸式の扉にしました。中の物が見えなくなっただけですっきりしますね。

 

レールに潤滑用のシリコン剤を塗布すると開閉がスムースになります。

 

物の出し入れに扉を開けなければなりませんが、そこはご容赦を(笑)

 

完成です。

お客様にはとても喜んでいただきましたので、ホッとしました。

 

※このブログ記事は工事のご用命をいただいたお客様に掲載の許可をいただいております。

お客様には心より感謝申し上げます。ありがとうございました。