こんにちは、外壁塗装職人の宮本です。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
屋根などの金属部分や、軒裏天井などフラットな下地に塗装をする場合、施工した塗装が短期間で剥がれてしまう心配があります。
この現象を避けるために下地調整や下塗り塗料の選定を行うのですが、もっと大切で有効な作業が「ケレン」です。
ケレンの目的は大きく2つあります
① 下地の汚れを除去し整える
② 下地に細かい凹凸(傷)をつけて塗料の噛みつき
を良くする。
画像は屋根のケレン作業している状況です。
このようにケレン棒という道具を使います。
細かい箇所はケレン棒では作業しづらいので研磨たわしを手に持って行います。
ケレン棒と研磨たわしはこのような代物です。
ケレンが行われた部分は画像右側のように細かいスジが付きます。
一見この作業は意外に重要な作業です。
しっかりやらないと後で泣きをみます。
どんなに性能の良い下塗り材を塗るよりも、まずはケレンをしっかり行うことが大切です。
終わり